心臓血管外科 志水秀行 医師


プロフィール

1986年 慶應義塾大学医学部卒業。同外科にて外科研修。
1990年 慶應義塾大学大学院医学研究科(外科学)卒業。医学博士号取得。

都立清瀬小児病院、平塚市民病院、慶應義塾大学病院勤務、米国アラバマ大学心臓胸部外科クリニカルフェローを経て、1997年より慶應義塾大学外科(心臓血管外科)
2006年より現職
慶應義塾大学心臓血管外科学専任講師(病棟医長)

専門

大動脈疾患(胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、大動脈解離等)を担当しています。
大動脈弁の性状によっては自己弁を温存するDavid法、Yacoub法も積極的に採用し、良好な成績を得ています。また大動脈弓部置換でも選択的脳灌流法による脳保護のもとに世界を含めてトップクラスの成績を報告しています。
近年、ステントグラフトの導入、ステントグラフトと従来手術のcombined surgery等も手掛けています。

診察日  保険外併用療養費
土曜日午後/月1回  10,000円(税別)

診察は
予約制
となっております。予約は予約センターにて承っております。


心臓血管外科とは?

心臓血管外科とは、循環器内科が高血圧、狭心症、不整脈等の心臓の病気を内科的に治療していく診療科に対し、心臓血管外科は心臓や血管に出来た病気のうち、外科的に治療(手術)して治した方が良い病気を扱って治療する所です。

心臓血管外科では心疾患(冠動脈疾患,弁膜症,成人の先天性心疾患),大動脈疾患(胸部大動脈瘤,胸腹部大動脈瘤,腹部大動脈瘤,大動脈解離),閉塞性動脈疾患(閉塞性動脈硬化症,Burger病,急性動脈閉塞症),静脈疾患(深部静脈血栓症,下肢静脈瘤)などの疾患に対する治療を行っています。すなわち成人の心臓と血管全般にわたる疾患を取り扱う診療科です。

こんな症状がある方は心臓血管外科へ

●胸(特に胸板の裏側)の痛み
●みぞおちの痛み
●左肩の痛み
●左腕のしびれ感
●動悸や息切れ
●不整脈 など

心疾患は胸以外にも症状が現れる可能性がありますので、不安に思う症状がございましたらご相談ください。

★診察日

2006年11月に慶應義塾大学病院にてタレントの心臓手術で、大動脈解離という病気が知れ渡ったのが記憶にあるかと思います。
病名は、心臓とつながる大動脈の内膜が裂ける大動脈解離。大動脈と、そこから枝分かれして頭へ向かう3本の動脈を人工血管に置き換える手術を行いました。解離した大動脈は障子紙のように薄いため、手術は心臓を停止させた上で、脳にだけ血液を流した状態で行われ、約10時間にも及びました。


その病気を扱う専門医が志水医師です。
雲形吹き出し: 志水医師はどんな先生?

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